学生作品 STUDENT WORKS
女子美術大学

4年次

4年次卒業制作 2015
学部4年間の集大成である作品制作を行う。
各自が軸となる方向を定め、独自のテーマを設定し、卒業制作として作品を展開していく。思考・感性・表現技術の総合された表現を目指し、制作構想のプレゼンテーションや中間報告のプレゼンテーションから、自己の考えを伝える為の発表の技術とコミュニケーション能力も深めていく。
 
 
 
 
 

3年次

3年次アート・デザイン表現演習Ⅱ 2015
「コラージュによるイラスト表現から、大型プリンターを使ったタペストリーへの展開」

手描きによるアナログ表現からデジタル表現への変換を習得し、イラストレーションから空間演出につながるヒーリング作品を制作
  3年次アート・デザイン表現演習Ⅱ 2015
「ぬいぐるみ作りの基本を学ぶ」

職業としてのぬいぐるみ作りが置かれている現状から、布を使った立体で、今後仕事として成り立つ可能性のある分野を探る

アート・デザイン表現学科の共通選択実技として、絵具彩色した紙を素材に、コラージュ技法を用いて動物のイラストを表現し、それをPhotoshopでデジタルデータ化。大型プリンターを使用して、布地(防炎マットクロス)に動物イラストを出力し、タペストリーに仕上げました。

基本的な制作過程を実習し、そこから立体を展開図(型紙)に起こす方法を学んで、たまご、やちねずみ、フクロウを数体制作しました。彩色も施し、それぞれのぬいぐるみのストーリーを思い描き、レイアウトによって出来上がってくる世界観を作り上げました。

3年次プロジェクト&コラボレーション演習
(女子美生×親子で街デビュープロジェクト)  2015
  3年次プロジェクト&コラボレーション演習
(ロールスクリーンデザイン&熱帯植物館企画展とアート制作プロジェクト) 2015

ヒーリング表現領域とメディア表現領域から募った18人が、地域で暮らす赤ちゃんと育児休暇中の母たち*1と出会い、和田商店街*2の地域活性化企画をたてる6週間のプロジェクトです。あの有名な『散歩の達人』で特集されるような<レトロかわいい>街になることを妄想しながら、人と人とのつながりをつくること、落ち着いたゆったりした気持ちやあたたかい眼差しを作りだすことに注力した9案ができました。この提案をまとめた冊子は、店主さんたちが大切に読み返してくださっています。そして、この授業から飛び出したキャッチコピー「わだまちわのまちめぐるまち」など、次々に採用され、和田商店街の皆さんが少しずつ、実現しています。

*1 消費生活アドバイザーの西本則子さんがサポートする「親子で街デビュープロジェクト」。商店街と生活者が恊働し、創造性の源泉(楽しい・しあわせ・面白い)につながって、作り手の熱を糧に住み良い商店街をつくる活動で、2010年から行われています。
*2 女子美術大学杉並校舎から徒歩10分に位置する

ロールスクリーンデザインプロジェクト
ブラインドとロールスクリーン大手の株式会社ニチベイと連携して新商品提案を行いました。この実習は、提携会社への二度のプレゼンテーションを通して、実際の商品化のプロセスや、実務レベルでのデザインの組み立てや思考力を学習することを目的としています。

植物の精霊キャラクター開発・イベント企画プロジェクト
東京都夢の島熱帯植物園と連携し、夏期限定の夜間イベントの企画運営を行いました。

3年次形態表現演習 立体制作 2015
「"おもい(想い・思い)"を包むパッケージ」

中身の魅力を伝えるために重要な役割をもつパッケージを、社会における様々な在りようから多角的に理解したうえで、紙器をベースにしたパッケージの制作を学ぶ
  3年次キャラクター制作演習 2015
病院の小児病棟での活用など、具体的な目的を設定したオリジナルキャラクターを制作する

「ある贈り物」をする場面を想定し、相手に対する「おもい」が具体的に目に見える「かたち」を、ヒーリングアートの視点からパッケージとして制作しました。また、立体構造を平面素材から立ち上げ、空間を構成することも学びました。

キャラクター制作演習2015では、東京都立光明特別支援学校 そよ風分教室のキャラクターデザインを提案し、川口詩織さんのデザインしたキャラクター「ちっちゃいもぷ」が病棟のキャラクターとして選ばれました。

3年次壁画制作演習 2015
壁画制作演習では、実際の病院との恊働により院内や屋外空間に壁画を制作・設置し、病院空間における環境作品の制作を通して、アートとデザインがいかに社会生活において重要であるかを学ぶ
  3年次子どもの道具デザイン演習A
(ぬいぐるみ制作)2015

子どもの道具としてのぬいぐるみを企画・制作し、使い方や遊び方を提案する

千葉の病院新築にあたり、院内の各所に絵画を提案、制作施行しました。原画制作から、病院へのプレゼンテーションを経て、大学で作業を行い病院に設置しました。

子どもを乳幼児と小学生以上に分け、それぞれの子どもの成長に合わせたぬいぐるみを企画し、目的に応じた素材やデザイン、遊び、使い方を提案しました。

3年次子どもの道具デザイン演習B
(玩具のデザイン) 2015

素材や動きのおもしろさなどから考える方法を通して、オリジナリティのある面白いアイディアと美しさを備えたおもちゃのデザインを学ぶ
  3年次絵本制作演習 2015
人と人との関係性の中で自分らしいテーマを見つけ、心から伝えたいことを、表現する意味を、絵本制作を通して深める

「転がるおもちゃ、転がすおもちゃ」をテーマに、素材は木材を主として、立方体、円柱、球体などの幾何形を組み合わせた形や、動物や車などをモチーフとした形を中心に制作しました。

絵本作家であるいせひでこ先生のご指導のもと、学生それぞれが今現在の自分自身と向き合い、本当に伝えたいテーマを真剣に考えて、絵本のダミーや原画を制作しました。

3年次ヒーリング・アートプロジェクト演習 2015
現代社会において、アートとデザインが社会とどのような形で関わるのかを、「ヒーリング」をコンセプトに考え、公共空間における様々な可能性を探り、またプロジェクトをどう実践していけば良いのか、その方法について模索していく
   

ヒーリング・アートプロジェクト演習2015では都内2カ所の病院に分かれて、それぞれ病院内でのヒーリングアートプロジェクトを展開しました。

 

2年次

2年次ヒーリング・デザイン実習A
(空間表現) 2015

公共や福祉の為に、より快適な空間を作り出す方法や手法について学ぶ
  2年次ヒーリング・デザイン実習B
(デジタル表現) 2015

コンピュータを使ったヴィジュアルコミュニケーションを学ぶ

第1課題では、「○○のパブリックスペース」を考え、20分の1の模型で表現する。
第2課題では、グループワークにより指定された場所の「教室天井と廊下天井への空間装飾デザイン」をヒーリング表現の観点から考え、様々な素材を使って実寸で実際の空間演出表現を行う。

グラフィックデザインの基礎知識から、制作手段であるデジタルワークのスキルを身につけ、印刷メディアを通した情報のコミュニケーションを学習しました。デザインにおける文字の重要性をはじめ、多種のデザイン要素の知識を習得し、演習ではエディトリアルデザインのレイアウトを行っています。最終課題はグループ展のフライヤー制作に取り組み、印刷メディアを介する情報のコミュニケーションデザインを経験しました。

2年次壁画技法演習 2015
1年次で学んだ技法、考えを基礎に、表現を発展させた平面作品の制作を行う
  2年次コンピュータグラフィックス演習 2015
大型グラフィックスの制作を体験する

演習ではさびの表現やステンシル技法を学びました。最終課題では、個人とグループに分かれて制作を行い、個人制作では学んだ技法からいずれかを選択し、個性を織り交ぜた作品制作を行いました。グループ制作では、実技教室の壁面に「軌跡」というタイトルで壁画を描きました。

コンピュータを用いて手書きの風合に加工したドアを飾る大型グラフィック作品を制作しました。
また、画像制作のために必要な画像データの特性やソフトウェアの操作方法を学びながら、デジタルによる表現方法について総合的な理解を深め、課題制作を通して実践のための基本的な技法を習得しました。

2年次絵本制作基礎演習 2015
対象と向き合う絵本の制作を学ぶ
  2年次装丁技法演習 2015
本という形態に仕立てる技法を体験し、自身で製本する工程を学ぶ

“命と向き合う絵本”、“障がいのある人のための絵本”をテーマに個人制作またはグループ制作を学生自身が選んで絵本を制作しました。絵本のサイズや装丁も絵本のコンセプトに合わせて各々が考えました。

和綴じの演習からはじめ、いくつかの基本的な製本の演習を行って、本の構造や素材選び、製本の技術について学びました。最終課題では「私のデザイン帖」というテーマで、手帖としての機能と自由に描き込めるページを含んだ、自分が愛着を持って使える本をデザイン・制作しました。

1年次

1年次アート・デザイン表現基礎演習A - CGデザイン 2015
グラフィックデザインの基本を学ぶ
  1年次アート・デザイン表現基礎演習B -絵画 2015
絵画について学ぶ

全ての造形の基本となるデッサンをすることで、デッサンとは何か、モノを観て表現をするとはどういうことなのかを追求します。初めは、小さな画面で少ないモチーフを用いた静物デッサンをし、次の人体デッサンにより、構図、形、質、量、動勢など、二次元表現をする上で必要な観察力と表現力を身につけました。

全ての造形の基本となるデッサンをすることで、デッサンとは何か、モノを観て表現をするとはどういうことなのかを追求します。初めは、小さな画面で少ないモチーフを用いた静物デッサンをし、次の人体デッサンにより、構図、形、質、量、動勢など、二次元表現をする上で必要な観察力と表現力を身につけました。

1年次アート・デザイン表現基礎演習C -工芸 2015
工芸(織・編)について学ぶ
  1年次アート・デザイン表現基礎演習D -立体 2015
立体について学ぶ

糸から布の制作(織・編)の基本的な知識や技術を学びました。人の暮らしの中で”心地よさ”とは何かについて考察し、各自のイメージ・コンセプトに合わせ各種素材に触れながら、身体を包む・巻く・覆い彩る作品制作を行いました。

段ボールで人の頭部を作る事を通じて、立体制作の基礎を学びました。
まずは粘土や段ボールで面を構成し、立体感をとらえる練習をしました。次に抽象表現練習を行い、素材の持つ可能性を追求しました。

1年次素材表現演習A (平面表現) 2015
画材の使用体験から壁画技法を中心に、平面作品表現の新たな発見と創造の方法を学ぶ
  1年次素材表現演習B (立体表現) 2015
各種造形素材の性質、制約、素材自体の美しさ、素材と形態の関係を整理し、それらに適した造形的処理、加工方法などを実際に体験し学ぶ

「触れる・香る・心地よい」をテーマに、手で触れて『ここちよい』フォルムとなるよう、アイディアスケッチを練り、粘土によるラフモデルや、スタイロフォームによるスタディモデルでデザインの検討をしました。
デザイン決定後、3種類の木材を組み合わせ削り出すことにより、積層構造による“なごみ”の形を制作しました。

「触れる・香る・心地よい」をテーマに、手で触れて『ここちよい』フォルムとなるよう、アイディアスケッチを練り、粘土によるラフモデルや、スタイロフォームによるスタディモデルでデザインの検討をしました。 デザイン決定後、3種類の木材を組み合わせ削り出すことにより、積層構造による“なごみ”の形を制作しました。

1年次キャラクター制作基礎演習 2015
社会におけるキャラクターの役割を考え、オリジナルキャラクターのデザイン・制作を行う
  1年次ワークショップ演習 2015
アート活動を使って社会にアプローチする方法と、グループワークによる新しい考え方の創出や発見と、創造の方法を学ぶ

キャラクターの市場調査をし、それを踏まえてオリジナルキャラクターのアイディアスケッチを行いました。アイディアスケッチを粘土で立体に起こし、さらにその立体を元にパソコンでオリジナルキャラクターを制作しました。

立場の違う人々が、受け入れ合う社会づくりをソーシャル・インクルージョンと言います。こ の考え方を理解することを目的として参加型のアート・ワークショップの企画/実施/評価をしました。7班に分かれて試行錯誤を重ね、意見を出し合いながら企画を進めていきます。班内だけで完成せず、各班がファシリテーターと参加者の役割を担い合って内容を深めていくことも、立場の違いを超えて互いを認めることが経験できる大切な過程となっています。マイケル・スペンサー氏と日本フィルハーモニー交響楽団の方々による音楽ワークショップ(注1)や、二キ・ド・サンファル氏の展覧会(注2)を通し、心の壁を乗り越えるためのアートの有りようを広く捉えていきます。
注1)日本フィルハーモニー交響楽団 エデュケーション・プログラム
注2)『二キ・ド・サンファル展』国立新美術館,2015.9.18–2015.12.14