絵本芸術論 2018

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「絵本芸術論」はヒーリング表現領域2年次の選択必修講義科目です。絵本の歴史や作家研究を通して、絵本への理解を深め、絵本の広がりと可能性について学びます。

板橋区立美術館の副館長・松岡希代子先生が授業を担当され、また絵本作家やイラストレーター、評論家など絵本に関わる多彩なゲスト講師の方をお迎えして、絵本の世界を多面的に学び、各自の制作に繋げて行きます。

 

2018年度は次の5名のゲスト講師に登壇いただき、絵本に関わる理論から実制作までのお話を聴講し、絵本を幅広く学びました。

 

<2018年度 ゲスト講師>

広松由希子氏(絵本評論家)

テーマ「近代日本100年の絵本のあゆみ、2011年以降の絵本について」

 

オオノ・マユミ氏(イラストレーター)

テーマ「ボローニャ国際絵本原画展入選から、スタートした絵本作りプロジェクトについて」

 

野坂悦子氏(翻訳家)

テーマ「ディック・ブルーナの絵本を例として、翻訳を通して絵本と言葉について考える」

 

撹上久子氏(臨床発達心理士)「バリアフリー絵本とは」

テーマ「バリアフリー絵本について、実際に絵本を手にしながら学ぶ」

 

吉田稔美氏(絵本作家)

テーマ「実際に手にしながらしかけ絵本の様々なタイプを学び、歴史背景も理解する」

 

広松由希子 著「きょうの絵本 あしたの絵本」/文化出版局

 

オオノ・マユミ先生 講義の様子

 

オオノ・マユミ先生の作品

 

 

ハンス&モニック・ハーヘン著 野坂悦子 木坂涼 訳

「だいすき そんなきもちをつたえてくれることば」/金の星社

 

「世界のバリアフリー児童図書展2017」国立国会図書館国際子ども図書館フライヤー

 

吉田稔美先生 講義の様子

 

吉田稔美 著「Never Girls」 /架空社